国土交通省は2018年度末にも、特殊車両通行許可の対象車種で申請数がも多い40フィートハイキューブ(背高)の国際海上コンテナトレーラのうち、総重量40トン以下の車両の通行許可を不要とする制度を創設する。通行は道路構造的に支障の無い区間に限定し、対象区間の一般的制限値も引き上げる。申請件数の多い車種の通行許可を不要とするようかねて求めてきたトラック運送業界にとって、大きな前進と言えそうだ。(田中信也)
14日開いた社会資本整備審議会道路分科会基本政策部会の物流小委員会(根本敏則委員長、敬愛大学教授)の会合で、道路局が「トラックの大型化に対応した道路構造の強化」に向けた施策として明らかにした。
2018年度末を目途に40フィート、背高の海上コンテナセミトレーラーの特殊車両通行許可が不要になるそうです。
対象となる車種は、特殊車両通行許可申請の許可件数が全体の14%になる40Fハイキューブの国際海上コンテナセミトレーラーに限定されるようです。
また一般的制限値も対象区間を設け、その区間内は、限定的に引き上げるそうです。