- 貨物利用運送事業 自身でトラックなどの輸送手段をもたず、他の運送事業者を利用し、荷主の貨物を運送するもの。事業を始めるには許可が必要で輸送手段により第一種貨物利用運送事業と第二種貨物利用運送事業がある。水屋(みずや)と言うこともあります。
新規格車とは
新規格車とは高速自動車道、重さ指定道路を自由に走行できる車両のことです。
所謂増トン車のことで大まかにわかりやすく言えば、総重量で20t以上25tを超えないトラックが、この新規格車にほぼあてはまります。
新規格車という言葉は、あまり一般的に知られていなく、弊所にもよく「当社の車両(新規格車または増トン車)は特殊車両通行許可が必要ですか?」とご質問がありますが、結論を先に言うと許可は必要です。
積載貨物の入力
単車(トラック)及び建設機械類、特例8車種に該当するセミトレーラ連結車、フルトレーラ連結車については、積載貨物を入力する必要はありません。
積載貨物の入力が必要な車種は、一般セミトレーラ、重セミトレーラなどです。
ここでは積載貨物の入力方法などについて説明いたします。
積載貨物の申請が必要な車種の場合、積載貨物情報入力画面から積載貨物情報(積載分類、積載貨物品、寸法)を選択、入力し、登録をします。
道路情報便覧付図表示システムを使って経路を作成する
経路地図の作成
道路情報便覧付図表示システムがダウンロードできたら経路を作成していきます。
システムを開き、メニューバーの住所検索や地図を移動し、出発地や目的地の場所を特定します。
ここでは、名古屋駅前(愛知県名古屋市中村区名駅3丁目28-12)を出発地とし、弊所事務所(愛知県名古屋市北区大曽根2丁目8番26号)の目的地までを経路作成の例として作成していきます。
道路情報便覧付図表示システムの使い方
特殊車両通行許可の経路を作成するには、道路情報便覧付図表示システムを使います。
道路情報便覧付図表示システムのインストール
道路情報便覧付図表示システムは、無料で特車PRサイトからダウンロードできます。
右メニューの各種ダウンロードをクリックします。
オンライン申請に必要な書類
特殊車両通行許可オンライン申請の場合、申請書などはデータで送ります。
したがって申請に必要な書類は、システムが作成しデータにしてくれますのでオンライン申請に必要な書類というのは添付する書類になります。
通常の必要書類は、経路に未収録道路があれば未収録道路地図のみです。
(代理人が申請する場合は委任状が必要です)
特殊車両通行許可証を紛失したら
特殊車両通行許可証を紛失、又は汚損し、使用できなくなった場合は、許可証の再交付をしてもらうことができます。
許可証の再交付の手続き方法は、その許可証が窓口で交付されたものか、オンラインで交付されたものかによって手続き方法が異なります。
オンラインの許可証の再交付
オンライン申請の許可証の再交付は簡単です。
窓口申請に必要な書類(都道府県及び市町村)
特殊車両通行許可の窓口申請に必要な書類及び必要な部数は以下のようになります。
- 特殊車両通行許可申請書(申請台数+2部)
- 車両諸元に関する説明書(申請台数+2部)
- 車両内訳書(包括申請の場合)(申請台数+2部)
- 通行経路表
- 車検証の写し(2部)※有効期限があるもの
- 通行経路図(2部)出発地及び目的地周辺地図、経路に未収録道路が含まれる場合未収録道路地図
- 申請データの入ったCDなど ※binファイル又はtksファイル
申請書は、各窓口のダウンロードページからダウンロードできます。
市道認定路線・幅員の調べ方
特殊車両通行許可の経路作成で全国の市区町村道の名称・幅員が知りたいときに、インターネットで調べることができます。
全ての市区町村が行っているサービスではありませんが、下記の市区町村はホームページで情報提供をしています。
リンク先はそれぞれの市区町村の路線情報提供サービスです。
NOx・PM法について
NOx・PM法の制定
大都市の大気汚染が問題になる中、ディーゼル車から排出される粒子状物質の削減について、その対策が強く求められていました。
このような背景から平成13年6月に「自動車NOx・PM法」が成立しました。
自動車NOx・PM法とは?
自動車NOx・PM法の正式な呼び方は「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法」といい、自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の抑制のための法律です。