特殊車両通行許可の申請書データの作成が完了したら算定をかけます。
特殊車両通行許可申請の算定とは、特殊車両通行許可算定書を出力し、協議箇所や通行不可などを確認する作業です。
ここでは、算定書の出力方法と算定結果の見方をご説明します。
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算定結果のダウンロード
申請データの作成が完了したら、申請書支援システムから申請作成状況一覧のページを開きます。
申請作成状況一覧から算定結果のダウンロードボタンを押します。
帳票ファイルの作成が始まります。
作成が完了したら適当な場所にダウンロードします。
ダウンロードしたファイルはPDFファイルです。
ファイルの内訳は次のとおりです。
- 通行経路表
- 車両の諸元に関する説明書
- 特殊車両通行許可算定書(総合)
- C・D条件及び個別審査箇所一覧
- 通行規制(公安委員会)情報一覧
特殊車両通行許可算定書(総合)の見方
ファイルを開いたら、左側のメニューから特殊車両通行許可算定書(総合)を選択します。
それぞれの通行条件を確認します。
- 狭小幅員
- 上空障害
- 交差点
- 橋梁
- 高速道路
全てA~Dであれば、個別協議はありません。(未収録道路が経路に無い場合)
個別協議の箇所があれば、個別審査箇所を確認します。
左メニューからC・D条件及び個別審査箇所一覧を選択します。
内容をチェックし、問題があるようなら経路を修正します。
算定結果で通行不可が出たら
算定結果で通行不可が出ていたら必ず経路を修正し、再算定をかけます。
通行不可の表示が出たまま申請をすることはできますが、最悪の場合、申請そのものが不許可となってしまいます。
(ほとんどの場合、国道事務所から修正の連絡があり、申請の差し戻しになります)
一般的に通行不可になる理由は、以下のとおりです。
- 道路事情によるもの(道路の補修工事など)
- 一方通行路などで復路のみ(又は往路のみ)通行不可になる場合
- 大型車通行禁止によるもの
なお、一方通行などの通行不可は、申請書作成状況一覧のページでも確認することができます。