単車(トラック)及び建設機械類、特例8車種に該当するセミトレーラ連結車、フルトレーラ連結車については、積載貨物を入力する必要はありません。
積載貨物の入力が必要な車種は、一般セミトレーラ、重セミトレーラなどです。
ここでは積載貨物の入力方法などについて説明いたします。
積載貨物の申請が必要な車種の場合、積載貨物情報入力画面から積載貨物情報(積載分類、積載貨物品、寸法)を選択、入力し、登録をします。
また選択ボックスの中に該当する積載貨物品がない場合は、「その他」を選択し、品名を入力します。
特殊車両システムの積載貨物の分類は、下記のようになっています。
- 車両 (自走式)
- 車両(トラック/トレーラ積載)
- コンテナ
- 鋼製品
- 機械製品
- 石油製品
- 電気製品
- 木材
- 食料品
- その他
車両(自走式)
トラッククレーン、トラッククレーン以外の建設機械など自走できる車両はこちらを選択します。
例:ホイールクレーン、ロードカッター、ラフター、オールテレーンクレーンなど
車両(トラック/トレーラ積載)
建設機械、商品自動車などの積載物を入力します。
キャリアカーの背高の場合、車高を380cm以上で入力すると、特例8車種に該当しなくなり、一般セミトレーラで申請をする必要があります。
この場合、積載貨物はこの商用自動車になります。
コンテナ
海上コンテナ、JRコンテナなどの入力です。
海上コンテナは、入力する寸法が決まっており次のとおり入力します。
40F96 積載貨物 幅244cm 高さ289cm 長さ1219cm
40F86 積載貨物 幅244cm 高さ259cm 長さ1219cm
20F86 積載貨物 幅244cm 高さ259cm 長さ606cm
鋼製品
H鋼や鋼管、鉄管、鋼製容器などです。
コンクリート製品
コンクリート橋桁、コンクリート杭、電柱など
機械製品
産業機械、回転炉など
石油製品
揮発油、液化製品など
電気製品
発電機、変圧器、ポンプなど
木材
原木、製材品など
食料品
農産物、水産物、飼料など
貨物の寸法について
バックホーなどの建設機械は、カタログなどを参照すれば、正確な寸法がわかります。
ただし積載方法によって高さ、長さなどが変わる場合がありますので注意してください。
積載貨物の入力方法
- 積載する貨物の分類を選択し、選択ボタンを押します。
- 積載貨物品を選択します。その他の場合は品名を入力します。
- 積載貨物の寸法を入力します。
- 入力が完了したら登録ボタンを押します。
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積載貨物入力の注意点
積載貨物の入力数値は、申請書の車両寸法に直接関連していません。
たとえば幅249cmのトレーラで幅280cmの貨物を積載する場合、積載時の車両幅は280cmとなりますが、トレーラの寸法は249cmのままなので、トレーラーの寸法も280cmにする必要があります。
トレーラの寸法を変更せずにおくと申請書データを作成したときに「積載貨物と車両の寸法に矛盾があります」というメッセージが出ますのでこの場合は車両寸法を見直しましょう。