特殊車両通行許可オンライン申請の場合、申請書などはデータで送ります。
したがって申請に必要な書類は、システムが作成しデータにしてくれますのでオンライン申請に必要な書類というのは添付する書類になります。
通常の必要書類は、経路に未収録道路があれば未収録道路地図のみです。
(代理人が申請する場合は委任状が必要です)
添付書類はPDF化し、オンラインで申請データと一緒に送信します。
なお、国道事務所によって必要書類は多少異なります。
窓口によっては、未収録道路地図以外に下記の書類の提出を求められることがあります。
- 車検証の写し
- 荷姿図(積載物がある場合は積載状態も)
- 諸元表 トラックやトレーラーメーカーの諸元表や三面図、四面図など
- 出発地及び目的地の周辺地図
- 旋回軌跡図
車検証の写しは、車両が車検を受けた直後などで運輸局のデータを見ることができない場合にも提出を求められます。
実は国道事務所では提出書類を全国で統一していません。
窓口によっては、上記の書類の全ての提出を求められることがあります。
また、通常オンライン申請に車検証の写しは必要ありません。
陸運局の車両データを使って車両データを確認しているからです。
しかし、なぜか窓口によっては登録車両すべての車検証の写しの提出を求めるところがあります。
たとえそれが海上コンテナなどで数百台の登録車両があっても・・・。
オンライン申請は、申請窓口を自由に選択することができます。
東京から沖縄の国道事務所へ申請することも簡単です。
ですから添付書類を異常に求められる窓口より、委任状のみで受付してくれる窓口は必然的に混みあいます。
一時期はそんなこともありましたが、最近はだんだん統一化されているようです。
特殊車両通行許可申請の委任状
行政書士などが代理で特殊車両通行許可申請をする場合、委任状が必要です。
特に定められた様式はありませんが、一般的な様式は下記のようになります。
記名・押印でかまいません。
また押印する印鑑についても特に規定はなく、社印(角印)でも大丈夫です。